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観光 満願寺 満願寺
佐原十郎義連の発願によって建てられた臨済宗建長寺派の寺で、かつては京都宇治平等院と同じ様式の大寺であったとのことです。入口の丸柱には三浦十八番岩戸観音の標識があります。観音堂の観音菩薩は佐原十郎義連の等身の仏とか。平家討伐に西に向かう義連が戦勝祈願で発願し、戦勝と武勲の祈願が満たされたため満願寺と寺号をつけたとか。観音菩薩と地蔵菩薩は国指定の重要文化財となり、他の二体、不動明王と毘沙門天は市指定の重要文化財となり、収蔵庫に収められています。三浦氏の興亡の間にあって不思議にこの文化財が保護されてきたことは、境内に残る礎石の大きさとともに地域の信仰心に支えられたものとか。裏の登り口に句碑「まずたのむ椎の木もあり夏木立」は幕末の浦賀奉行与力中島三郎助の書で芭蕉の句碑です。土地の名主山崎氏及び一族とともに俳句の仲間があり、文化面では武士と農民が一体であった証拠として評価されましょう。裏の観音堂の落書きの中には幕末に相模国の海防にきていた人々の名もみえます。観音堂のわきの五輪塔は佐原十郎義連の墓と伝えられています。的場や道場跡の名は佐原氏の練武の場所として岩戸が考えられ、地蔵が巴御前の念持仏で毘沙門天が朝比奈の念持物という語りつたえとともに佐原氏と和田氏のつながりの深さをしのばせます。




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